警視庁警察官採用試験研究会

Ⅰ類採用試験の傾向と対策

面接試験の概要

<主要な質問項目>

・緊張しているか/会場までの道のり(導入質問)
・なぜ警察官になりたいか
■なぜ警視庁を志望したのか(併願の有無)
■警視庁のイメージ
・自分の性格の長所、短所
・大学での専攻内容 ゼミの内容など
・サークル活動やアルバイト体験から得たこと
・趣味
・新聞を読んでいるか/読書をするか
■家族の理解があるか
・友人関係
・いま恋人はいるか
■警察学校は大変だがやっていく自信はあるか/集団生活は大丈夫か
・どの部署で働きたいか
■時事問題に関する質問


<面接にむけて留意すべきこと>

・面接ではむろん警視庁が第一志望という前提で臨むことになりますが、「(他の県警・他の職種ではなく)なぜ警視庁が第一志望なのか」という点について、しっかりと話せるようにしておきましょう。本当に警視庁が第一志望なのかという点についてはかなりしつこく確認されます。
・警視庁警察官Ⅰ類の面接では必ず時事的な問題(2~3個程度)についての質問がなされます。多くのキーワード・話題の中からいくつか選んで質問されるのが通例。とりあえず、日ごろから新聞・テレビのトップニュースには気をつけておきたいですね。
 知識の有無がチェックされるだけでなく、テーマによっては自分自身の見解も問われます。政治的に微妙な(答えにくい)テーマについてもストレートに尋ねられるので、極端な意見、偏った意見は避け、「バランスのとれた見方」を示すように心がけるべきでしょう。
・当日は同じ場所で複数の組が面接を行うため、うるさくて面接官の声が聞き取りにくいのは確実。自分のほうからはなるべく大きめの声で元気に話しましょう。また、面接官の質問がどうしても聞き取れなければ、落ち着いて堂々と尋ね直す必要もあるかもしれません。
・言うまでもないことですが、警察官が実際にどのような仕事を行っているのか、警視庁がどのような組織で動いているのかをある程度具体的につかんでおかなければ、警視庁を志望する動機や自らが目指す警察官像を説得的に語ることはできません。パンフレットやウェブサイトなどの閲覧・読み込みはしっかり行いましょう! たとえば、警視庁採用サイトの「警視庁で働くとは」「先輩の声」などのページをまずじっくり熟読してください。その作業を経たうえで、自らの志望動機や抱負をさらに練りあげていく必要があるでしょう。