警視庁警察官採用試験研究会

Ⅰ類採用試験の傾向と対策

★論文試験の内容

 制限時間は80分。字数は1000字程度。「○○について述べ、それを警察官の仕事にどう活かしていきたいか」という具合に、毎回、書くべき内容とその順序が明確に示されているので、きっちり指示通りに書き上げるのが前提です。(ここにあげた例だと、答案の最初にまず「○○」について述べ、それに続いて「警察官の仕事にどう活かしたいか」を述べる、ということになります。)指示通りの内容、順序にしたうえで、全体を4~5段落程度で構成するとよいでしょう。
 また、警視庁警察官Ⅰ類の論文試験は、多くの場合、自らの経験をもとに述べさせる形式になっています。したがって、自らが経験したこと(経験談・体験談)をスムーズに書いていく練習をしておく必要があります。「コミュニケーション(対人関係)で配慮してきたこと」「失敗から学んだこと」「ルール/規律の重要性」……など、いろいろな切り口を想定し、自分のこれまでの経験の洗い出しをしておくとよいです。
 なお、答案中には「警視庁警察官を志望するに至った動機」や「(警察官としての)これからの抱負」にあたる内容もなるべく積極的に盛り込むように心がけましょう。